ソウルで生活するに当たって、バスを利用することは余程良い待遇をされていなければ必須であるといえましょう。朝早くから夜遅く(1時くらいまで?)まで運行され、市内のあらゆる所を網羅しており、旅行者の方の中にもさぞかし「これを自在に利用できたらどんなに便利か・・・。」と思う方もいらっしゃるでしょう。
しかし実際利用してみるとそれなりの苦労はあるものです。よく言われるのは運転の荒さ。運転手には公共交通機関の運行者としての自覚は殆ど無いと言えるのではないでしょうか。
・急ブレーキ、急発進は当たり前
・小さい信号は無視
・目の前の邪魔なクルマにはクラクション1発
・スピード出し過ぎ
・カーブはファースト・イン、ファスター・アウト
・同じ系統のバスが前にいても遅ければ抜いていく
・なので同じ系統のバスが2,3台連続して来たかと思うと30分くらい全く来ないこともしばしば
・ハザードランプを出せば何をしても許されると思ってる
・渋滞していて反対車線がすいていれば、その反対車線をハザード出しながら逆送
・右に車線変更のウィンカーを出しつつ左に車線変更
・一気に2,3車線ぶち抜きで車線変更
・走る態度が気に入らないクルマがいれば信号停止の時に運転手自らバスを降りて抗議、場合によっては掴み合いの喧嘩
・ブザーを鳴らしているのに平気で停留所を飛ばす
・停留所が他のバスで込んでいれば随分手前で客を乗降させる、結果老人や妊婦を含む乗客がバス停の周りを前に後ろに走り回ることになる
・そしてしばしば本来の停留スペースは飛ばす
などなど、私の短い滞在経験でもこれだけの美味しすぎるエピソードが出てきます。他の人に聞けばもっとたくさん色々な話が出てくることでしょう。実は私も急ブレーキを踏まれて車内でコケて、打撲傷を負った経験があります。結構必死です。
市内バスは他の国のように「市バス」や「都バス」ではなく、ソウル市の運営する統一されたシステムの下で零細企業が各路線を運営しているとのこと、また、運転手に対するノルマもきついそうで、そのせいで飛ばしまくるようです。
そういう現実が何よりもバスの車体を酷使しているのは確かなようで、先日妻がバスに乗っていると突然煙を吐いて止まってしまったそうです。にもかかわらず、周りの韓国人の乗客はいかにも日常の光景といった風で特段騒ぐこともなく無言で後続の同系統のバスに乗り換えていったそうです。過剰パフォーマンスの彼らがですよ!
恐るべし韓国・・・、でも日本に帰国した人の共通の感想は「日本のバスって遅くてイライラする!」だそうです。。。
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