シンゴー
J-CASTニュースによると、クサナギ氏が逮捕時に叫んだ「シンゴー」とは、巷間言われている同僚の名前ではなく、「警察呼んでくれ~」という韓国語だったという説があるそうですが、これは無いでしょうね。
ここにいう「シンゴ」とは記事からするとおそらくは日本語で言えば「申告」のこと。単純にこの漢字語を韓国読みしただけで、このままだと名詞です。動詞の原形は「申告(シンゴ)ハダ」。逮捕されようとしている瞬間に名詞を叫ぶ人がどこにいるんでしょう。
放映時間の定まらない深夜番組のチョナン・カンを見る限り、彼の韓国語は日本語の発想をベースにした言い回しや単語の使い方をしており、その意味では日本人が聞く分には予測のつきやすい話し方をします。漢字語が極端に少ないのも特徴です。要するに日本の韓国語教室で習う韓国語なんです。
ビジネスベースの韓国語だと、どうしても日本から輸出した漢字語(法律用語、会計用語等々)、一瞬解読不能な外来語のボキャブラリーばかりが増えていくのですが、彼の会話からは一切そのスジの単語は出てきません。
韓国人サッカー選手と結婚した阿部美穂子さんが、以前「韓国語は漢字語がわからなくて。。。」という発言をテレビでしていたのですが、当時在韓の我々は唖然として聞いてました。「あー、タレントって社会人じゃないんだ」って。漢字語こそ日本人が「自分は韓国語のセンスがある!」と錯覚できる分野なのに。
要するに「申告」などという用語が、自身の危機の状況でとっさに出てくるとは思えないのです。日本人の感覚からするとシンゴハダは「役所に○○について申告する」みたいに日本語と同じような語感で使われています。
ということで、「シンゴー」とは少なくとも「申告」の意味ではない、というのが私の見解です。
(叫んだのが本当ならね。)
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