« 次の敵はトーゴ代表監督! | トップページ | 韓国v.s.セネガル »

2006/05/23

ウォルマートの韓国撤退

韓国からウォルマートが撤退して、新世界グループのEマートというサムソンから分家した財閥企業が株式を取得することになったようです。評価記事はこちら。韓国の消費者文化がアメリカ資本を打ち倒したみたいな論調は日本マスコミ顔負け。(ちなみに西友ってまだウォルマートの支配下何でしたっけ?)

私はウォルマートについては韓国でしか行ったことが無く(2店のみ)、他の国の店舗との比較ができないのですが、消費者的には撤退もまぁしょうがないかなという感じ。店の雰囲気ですが、何となく「暗い」のです。照明が若干落ち気味なのと、売り場の天井が高いせいで照明が床まで届いていないという印象ですね。それから「古い」感じが全体に漂っているのです。天井まで陳列棚がそびえ立っている点も店を暗くする原因かも知れません。

韓国人というのはメンテナンスが不得意な人達のようで、工場なりマンションなりお店なり道路なりというものは結構きれいに作るんですが、そもそも施工が適当なのと、掃除やら内装補修やらのメンテ作業の内容が人によってレベルがバラバラなので、結局「水は低きに流れる」ではないですが、全体として建物のレベルがどんどん落ちていくんです。私が行ったウォルマートの店舗でも床には食品系の黒くこびりついた汚れが目立ってましたし、そもそも床のリノリュームの張り方が適当なのでカートがうまく走らないのです。

商品の陳列も結構適当で乱雑で、ドンキホーテほど開き直れていないというか、物はあるけどバラバラな陳列。長く置いてある家電製品等の商品には特に埃がたっぷりとかぶり、購買意識を萎えさせるに十分という、およそ物を売る現場としては買い手の気分を暗くするしか脳のない店舗でした。

商品そのものとしては、野菜と肉が新鮮でなく、安くもないのが致命的だったような気がします。民族資本でないので卸に睨みが効かず良い商品を仕入れられないのか、なんなのか、その辺の事情は知るよしもありませんが、買収先である新世界のEマートに比べるとレベル的に数段落ちる品揃えしかできていないという印象でした。

え、魚?
コールドチェーンができてないこんな怪しげな国で魚買うなんて、そんなリスクの高いこと。。。

聞くところによると、アメリカでは「ウォルマートで買い物する層」(=移民層?)とそうでない層が明確に別れているようですが、韓国では、というかソウル首都圏ではそこまで明確に地域的な所得層の区分けがされているわけではなく、アメリカよりは平準化されているのでないかと思うのです。要するに外資のウォルマートとしてはアメリカでやっているような低所得者層向けのエブリデー・ロー・プライス戦略は実施することができず、平場で地元資本との殴り合いをしなければならなかったということなのかなと想像します。

評価記事では、いかに買収先のEマートの陳列が素晴らしいか、みたいなこと書いていますが、別に大したことありません。本当にごく普通の韓国のスーパーです。物は多いだけで種類は少ないです。床も同様に汚いし、バックヤードの動線と客の駐車場の動線が同じだったりして山と積まれた商品の林の中を縫って駐車をしなければならないし、床や壁の劣化も早いです。店員も無意識的に傲慢でよくぶつかります。注意深く歩かないと安心して買い物ができません。要はどこにでもある韓国のスーパーなんです。

Eマートの良さはただひたすら野菜や肉が新鮮で安い、それだけが強みであり、逆に言えばそれさえできれば韓国市場は何とかなるってことかなと思います。

ちなみに「文化との複合空間」というのは何なのでしょう。フードコートがあるとか、映画館があるとか、スポーツクラブがあるとか、そんなところでしょうか。それはそれで行くインセンティブにはなりますが、でもそもそも客が韓国人なんですから、中の雰囲気は常に猥雑としていて、特に休日なんかは店中が殺気立って日本人的にはストレスがたまるばかり。

だいたい巨大カートの中に3歳児くらいの子供を入れて(乗せてではなく)、そのカートをぶつけながら進路を確保したり、レジの横は入りをしたり、色々勝手し放題なわけですから、「文化」のレベルも知れてるでしょう。


それにしても何かやけに褒めるなぁと思ったら、あ、そういえば中央日報もサムソン系か。。。

|

« 次の敵はトーゴ代表監督! | トップページ | 韓国v.s.セネガル »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/76877/10201162

この記事へのトラックバック一覧です: ウォルマートの韓国撤退:

« 次の敵はトーゴ代表監督! | トップページ | 韓国v.s.セネガル »