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2006/02/20

住宅関係展示会

ソウルという町は生活者にとってあまりめぼしい娯楽がある町ではないので、休日の過ごし方にはなかなか苦労するところなのです。で、先週ちょっと目先を変えて行ってみたのが住宅関係の展示会。

日本に帰った時の住まいをどうするかとか、そういう心理的な課題を少しでもビジュアルな物にしておこうという極めて前向きな(?)発想で行ってみました。結果的には(もちろん)全く参考になりませんでしたが、それなりに面白い物は見られました。

開催されたのはソウル郊外の幕張メッセ(より少し大きいというのが韓国人の自慢)のような展示場。「韓流ウッド」建設予定地の隣です。会場に着いてみるととにかくもの凄い人の波。大量の家族連れ。臨時駐車場がいくつも作られ、周囲は大渋滞。娯楽がないと感じていたのは何も我々だけでなく当の韓国人達も同じだったんだなぁと実感。

会場内はいくつもの出展企業がブースを並べ、色々な自社商品を展示しているのですが、とにかく展示している分野がバラバラで一体どういう客層を相手にした展示会なのか、そのコンセプトが全く分からないものでした。具体的には、壁のタイル、ブロック塀、屋根、配管関係、家電製品、ソファー、マッサージ椅子、トイレ・シャワー、舗装材、ベランダの窓、自治体による工業団地の宣伝等々の展示。業者相手なのか、一般消費者相手なのか、全く理解出来ないので、広いスペースを使っている割には全くそれを活かしていないパンチのない展示会でした。

日本の企業も何社か頑張って展示していましたが、そういう全体のコンセプトの無さに埋もれていたような気がします。水が浸透しない石の壁材業者とか、檜の浴槽業者とか、リンナイとか。これだけでもいかにメチャクチャな展示会かと言うことはおわかりになるのではないでしょうか?

こんなの見て少なくとも家族連れは楽しいのかなぁなどと余計な心配をしてしまいました。こちらではマンションは立派な投機商品であり、資産形成の面からアプローチしてやれば展示会としてはかなりのインパクトを見学者に与えることが出来ると思うのですが、一つの切り口に対する商品があまりに少ないため、結局誰のためでもないイベントに成り下がってました。

ところで見ていて面白いなぁと思ったのは家具の展示。こっちの人はやっぱり家具でも派手好きで、ヨーロッパ調のゴテゴテとした装飾の付いたものには人だかりが出来ていました。一方でシンプルなデザインの業者のブースはどこも閑古鳥。この傾向はデパートでもマンションのモデルルームでも全く同じで、日本人的には現実感が伴わないのですが、韓国人はこういうのに憧れるのねぇと変に感心しつつ、「こいつらには北欧デザインとかは四次元の世界だよなぁ」と思ってしまった次第。

そんな、アジア人が重厚で装飾たっぷりな家具と一緒にいても単なる猿の置物にしかならないわけで、全く似合ってない訳です。要は自分というものが見えていないんですよね。こういう人達と上辺だけでもお付き合いしていくのはなかなか大変なんですよ。。。

一応、参考までに写真を。(顔のわかりにくいのを選んだつもりですが、問題ですかね?)

European

Simple

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コメント

ヨンドンポです。

韓国のデザインはまあゴテゴテしていますよね。日本も昔はそうでしたが、韓国の色調感覚にはどうしてもついていけません。韓国人とうわべだけでもお付き合いできる管理人様は偉いですね(仕事上というのもありますでしょうが)。私は最近ですが韓国に行くときは精神安定剤のお世話になっております。牛角の件ですが、パクることを恥ずかしいというより”日本の文化は俺たちの文化”という一種の中華思想みたいなものから来ているので、全くそういう概念はないでしょう。

投稿: | 2006/02/20 03:08

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