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2005/01/25

富川(プチョン)フィル演奏会

先日、当地の国営放送であるKBSでソウル郊外の都市である富川(プチョン)フィルハーモニーオーケストラの演奏会を放送していました。HPを見る限りはどうもプロのようです。
途中から聴いたのですが、曲目はリヒャルト・シュトラウスの「四つの最後の歌」と「死と変容」。プログラムはなかなか渋かったのですが、演奏はしょっぱかったです。

「四つ~」ですが、まぁとにかく静かなハーモニーの和音の響きがバラバラで気持ち悪く、リヒャルト特有の和音の進行もまるで取って付けたような感じで全く歌になっていないなど、をいをいと思う場面が続出。

「死変」の方は、前半は結構無難に進行していたのですが、なんと後半の強奏部分になってボロが出ました。弦の響きが非常に薄いのと、管打楽器とのアンサンブルが全く意識されていない印象の演奏で、要するにバラバラ。弦楽器はバイオリン、ビオラ、チェロが全員女性という非常に楽しそうな感じなのですが、そういうせいもあるのかフォルテの部分はちょっと聴くに堪えないくらい力押しのキンキンという、ぶっちゃけて言えば汚い・きつい音を出しており、非常にストレスがたまりました。ボーイングは気持ち悪いくらいびっちりと合っているんですが、音色とオケ全体のアンサンブルがあんなのでは全く意味がないという感じでした。普通音の大きなところは中高生の吹奏楽でもそれなりに聴けるようになるものですが、この逆のパターンがあるとは知りませんでした。

HPには韓国で初めてマーラーの交響曲のチクルスをやったとかで、かなり先進的な取り組みをしているようですが、これまた韓国にありがちなことで、表面上の仕様と実際の仕様が全く違うんですねぇ。

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