2009/06/26

ポンテギ食えない人=私=韓国生活初心者

えぇ、もう全然結構です。韓国生活初心者ってことで。

在韓米軍の新聞に、「ポンデギを食べたことがなければ韓国生活を完全にしたとは言えない。」という記事が掲載されていたとの楽しげな報道があったそうです。

あー、久しぶりに聞きました、ポンテギという単語。カイコのサナギを加熱したものなんですが、これイヤなんですよ。本当に。路上で調理する臭いが。何と表現したら良いんでしょうかね。明らかにほ乳類系を加熱したのでない、妙な生臭さ、ぬるい感じ、昆虫系の体液を抽出して加熱したらこうなるんだろうなという臭いということになるんでしょうか。

もうほんと、ソウルだろうが田舎だろうがどこに行っても売ってるポンテギ。この臭いがモワッと来ると会話が止まるし、臭いをかいだ瞬間に風上を探すんですよ。ということで、近付くのもダメだったので、当然食べたことがありません。姿も「生まれたての三葉虫」みたいですしね。

個人的に一番思い出深いポンテギは、ソラク山という観光地で、雪もそれなりに降って結構厳しい環境だったのですが、そこを「寒い~。何にも見るべきものがない~」とか文句タレながら歩いていた時に、この生暖かい臭いが私の鼻を襲った時です。韓国随一の観光地をバカにした発言への半島からの復讐かと思いましたよ。

在韓日本人の中でもポンテギは苦手という人は多かったです。女性は特に。

にしても今さら在韓米軍が取り上げるのも面白いですね。何十年もいるのにという感じです。色々言い訳は書いていますが単なる「釣り」のような気も(笑)。

それにしても、ポンテギは日本には無いし、仮に中国にも無いということになると、正に韓国人が誇らしげに語りたがる真正のウリナラオリジナルのOINK(Only IN Korea)な伝統食品ということになりますね。そうであるならばもっと宣伝しても良いと思うのですが、記事中のソウル市の役人へのインタビューでは「韓国のさまざまな姿を知らせようという趣旨は十分に理解し共感できるが、トッポッキ・たい焼き・ホットッのように外国人も負担なく楽しめる食べ物ではなく、なぜポンデギを取り上げたのかよく分からない」とつれないお返事。

犬食と同様、韓国人も出来れば隠しておきたかった食べ物だったんですかね。取材先が露骨に困惑しているのがよくわかる非常によいインタビューです(笑)。まぁ、いつものご都合主義というかなんというか、苦笑を禁じ得ないところではありますが、別に良いじゃないですか、堂々と頬張ってれば。

恥ずかしいと思うから「恥部」になっちゃうんですよ。誰が何と言おうと「ポンテギは世界遺産級の健康食品ニダ。」と強く主張していれば何百年か後には「そうかも」と思ってくれる人が何人か出てきてくれるんじゃないですか?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/23

静岡空港受難

何かと話題の開港したばかりの静岡空港ですが、早速韓国人からの祝福の座り込みがあったようですね。

世界中でやっている航空便欠航時の韓国人の座り込み。天候不順による場合の欠航は確か補償の対象外という契約で航空券を買っているんじゃないでしたっけ?いちいち契約書読んで買っている人も超少数派でしょうけど、いずれにしても、ゴネれば何とかなるという思いこみの強い国民性、法律やら条約やら契約やらであらかじめ何が書かれていようとも自分が気に入らなければ「倫理に反する」とのかどで蹴飛ばしにかかるという国民性がこういう場面ではっきり出ちゃうんですな。

単純に危ないから飛ばないというだけのことなんで、客の安全が第一というからの判断かと思いますが、これまたギャンブル大好きな国民性からすると、そんなの飛んでみなければわからねぇだろ!って話にすり替わるわけです。

といいつつかくいう私も在住時に済州島からソウルに帰るときに強風により飛行機が欠航(これ、頻繁です。)になりまして、大韓航空のカウンターで韓国人よろしく?「どーなってんだよ。」と問い合わせてはみたんですが、もうけんもほろろの取扱い。さすが、本場の人はこういう時の対応は手慣れたものです。結局そのときはホテルを安い料金で紹介してもらってそれでおしまい。そばにいた他の韓国人も同様の対応でした。

静岡空港も、国際空港であることにこだわらないと便数が確保できないと言うことなんでしょうけど、やっぱり韓国に軸足を置くと痛い目に遭うってことでしょうかね~。

記事の最後に「計器着陸装置(ILS)が あればよかった。完全でない空港で開港したのはおかしい」との、これまたやたらに知識をひけらかしたがる韓国人のインタビューが載ってますが、これが事実だとすると、韓国のパイロットは機械の誘導がないと滑走路でないところに降りてしまう性質があるようなので、やっぱり欠航は正しい判断と言うことになりますね。

ちなみにwikiによれば、静岡空港には管制官がおらず、機長の判断で離着陸する空港みたいですね。ってことは、やっぱり良い判断だったってことじゃないですか(笑)。

ところで、ホテル代の支払はどうなったのか、気になるところではありますが、航空会社が大韓とアシアナということなので、放っておきましょう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/06/16

焼酎(ソジュ)とキムチがあれば・・・

韓国在住の時、ちょうど中国で鳥インフルエンザの大発生というのがあり、北京近郊の村が丸ごと隔離されたなんて話があったりもしました。そのとき、国境は閉鎖されているとはいえ一応地続きなので「鳥インフルエンザは心配じゃないのか?」と色々な韓国人に聞いてみたのですが、そのときの答えというのが一様にキムチには体内の消毒効果があるし、焼酎などのアルコールも摂取してるからウィルスは死んでしまうんだよ、だから韓国人は鳥インフルエンザにはかからない、というものでした。

真顔で言う人もいればヘラヘラ笑いながら言う人もいるのですが、言っている内容は全く一緒だったんです。
さすが呪術の国、と思ってしまいましたが、幸か不幸か、そのときの騒動は中国国内で完結してしまったので、この韓国人安全説を立証することは出来ませんでした。

で、今回の新型インフルエンザですが、朝鮮日報は、韓国人は罹患したこと自体に気付いてないかもしれないという記事を掲載していました。いかにもありそうな話で、笑ってしまいました。日本文化圏の影響下にあり何でもさんざんパクル韓国ですが、他人に迷惑をかけることが悪という概念は社会に根付いてないんですよね。相変わらずの「お気楽儒教国家」だなぁと思った次第。

話は変わって本日の日経ビジネスオンラインの記事。IDとか無いと入れないのかもしれませんが、一部引用すると、今回の騒動の震源地であるメキシコでは、こんなようすだそうです。

<引用開始>
 5月2日。筆者はオアハカ郊外の村へ、「キンセアーニョス」(女の子が15歳になったお祝い)のパーティーに、やや緊張しながら参加する。夕方から夜遅くまで約300人の招待客は食べて飲んで踊って、時間を楽しんだ。

 私の不安をよそに、マスクを着けている人は誰もいない。驚いて、参加者に質問してみた。「チレ(唐辛子)を食べて地酒のメスカルを飲んでいるから、新型インフルエンザにはならないのよ」。彼女は笑いながら答えてくれた。
<引用終わり>

チレをキムチ、メスカルを焼酎に読み替えると正に韓国。

とにかくマスク、という風潮は私もどうかと思いますし、パーティの参加者が全員マスクを着用して談笑してたら光景としては結構シュールなモノがあるとは思いますが、アメリカという国はこういうメンタリティの隣国を地続きで抱えて、、そればかりか一部地域は割譲状態という事態にまで陥っているんだなぁと、さらにいえばFTAまで結んじゃってるということも思いだし、変な同情心が湧いてきてしまいました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/28

宣徳女王(笑)

中央日報のサイトの中で、「宣徳女王」という文字が見えたので、「まーた想像上の生き物を作り出したのか、こいつらは。」と思ってそのページを開いてみるとドラマの宣伝でした。

もちろんドラマそのものを見ていないので、確たることは言えませんが、新羅の女王と言えば宣徳ではなく善徳女王ですので、例の「漢字知らない病」が発病したようですね。「宣」と「善」ってハングルが一緒なんですよ。共にソンと読みます。

この人、朝鮮半島史においては新羅の対百済戦争の終末期で大きな役割を果たしているし、結構な重要人物かと思われるのですが、他国語版とはいえ、平気で漢字間違えるんですね~。

そのうち亡くなった大統領の名前さえ漢字でまともに表記できなくなるんじゃないですかね(笑)。市井の国民レベルでは既に出来てないですが・・・。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/27

警備担当の「プライド」

先日韓国人の言うプライドと盧武鉉前大統領の自殺について書かせてもらいましたが、その後、前大統領の警備担当が嘘の証言をしていたことが報道されました。

この報道によれば処罰されることを恐れて嘘をついたそうです。

事実よりも仕事よりも例の自分の「プライド」が優先されたということです。現職の警官で、しかもVIPの警備担当と言えば警察の中でも組織として信頼されている人物が就くと思うのですが、それでもこの程度のレベルですかということですね。

自分に都合の悪いことは無かったことになるというのは韓国ではよくあることなんですが、、、民族性として信用できないというのはこういうのの積み重ねが根拠になっちゃうんですよ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/05/24

韓国人の言う「プライド」

「イチローは日本人のプライドですか?」、「やっぱり富士山は日本人のプライドですね。」

日本に帰ってきてから会った韓国人が酔って口にしたコメントです。
韓国にいるときも、この「プライド」という言葉はさんざん聞いてきたつもりでしたが、聞くたびに意味のわからない言葉だと思ってきました。

日本であった韓国人も日本語で「プライド」という言葉を結構安易に口にする。自分のプライドが傷つけられたと言って殴り合いの大げんかも平気でやるんです。人前で。

日本人的な感覚で言えば、プライドというのは、自分でこれだけはやった、みたいな割と検証可能な努力とかを通じてそれぞれの個人に芽生えてくる、自らが依って立つための自信の源というか、そんなものかなぁと思うのですが、韓国人の場合は、単に自分に都合の悪いことが起こった時とか、明らかな敗北をした時とか、他人からの逃れようのないごく当然な批判を受けた時とか、そういう時に「プライドが傷つけられた」ということを言うのです。

だからなおさらそんな言葉を発してしまった韓国人を白眼視することになります。なんて薄~いやつなんだと。で、その冷たいこちらの態度を見てなおさら激高するという、そんなネガティブな感情のループというんでしょうかね。

英語からそれぞれの自国語への変換の過程で生まれた語感の違いと言えばそれまでのことかもしれないのですが、なまじ基本的に地道な努力とかを笑う社会であることを知っているだけに、そこに住まう人々が言うところの「プライド」という言葉がどの程度の重さ、というか軽さを含む言葉であるかを、結構敏感に感じてしまうのですよね。

プライドが傷ついたと言って嘆いているが、人様に向かって傷つくだけのプライドが私にはありますと言えるだけの行動をしてきたのかね、とそういいたくなる場面が、韓国では結構目にすることがありました。

で、プライドとやらが傷つけられてどうなるかといえば、ネット用語(医学用語?)でいうところの火病発動なわけです。思考が停止し、普段は順法精神だの道徳感だのと言っている仮面が剥がれて、「可愛い自分を守るためなら何しても誰を傷つけても何を壊してもケンチャナヨ」モードに突入するわけです。

日本人にそういう面がないと言えるとは決して思ってませんが、それにしても半島の人たちには上記のようなパターンに当てはまるのが多すぎると思うのですよ。やたら悔し紛れの放火の報道が多いとかもそういうことに起因するのかなと思ってしまいますし、そういえば歴史認識問題なんてその最たるものですよね。


昨日盧武鉉前大統領が自殺しました。彼が何を思って飛び降りたのか、本当のところは知るよしもないですし、近いうちに起訴されると噂されていた公金横領が真実なのかどうかもわかりません。でも、妻や子供や親戚が事情聴取され、別件では兄が逮捕され、という外堀が埋まっていく状況があったことを思い、ふと韓国人にとっての「プライド」という言葉が頭に浮かんだ次第です。

実は昨日の朝、妻に「盧武鉉さん登山中に亡くなったよ。」という言葉で起きたのですが、その際、「自殺したんだね。」と返答してベッドから起き上がりました。私の頭のどこかに「彼は最後まで自分を守るだろう」という思いがあったからこそ出てきた言葉だったと思います。

なんだかんだいっても前大統領政権下の韓国は私が住んでいた韓国です。私の笑韓・哀韓は彼の作った、作ろうとした社会がベースになって生まれたものです。冗談とかではなく、真剣な感想として、そうなのです。

いつにもまして文章がめちゃくちゃですが、まずはご冥福をお祈りします。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/04/29

李根鎬(イ・グノ)

まだテレビのダイジェストでしか見ていませんが、ジュビロに韓国の良い選手が入りましたね。イ・グノ。

ずーっとイ・グンホとリエゾンしないで呼んでいたので、自分の中ではちょっと違和感がありますが。キム・ヨンアと呼んでいたのがキム・ヨナに統一されてしまったのに似ています。

相手(京都)のDFラインを強引に抜けていくあの突進力とスピードは、久々に見た、いかにも韓国人らしいストライカー。DFから長いボールがうまく入れば後は一人で何とかしてしまうというタイプですよね。これまでの得点に絡むシーンはカウンターの場面が多いような気がしますが、そういう状況は向いているような気がします。

「FWがあんなのばっかりだから韓国には本物のMFが育たないんだよwww」、とやっかみ半分冷やかし半分で言っていたのは昔の話とばかり思っていたのですが、やっぱり韓国人は組織とかテクニックとかFKとか難しいこと言わないでああじゃなきゃね、という私のイメージ通りの選手です。

ちなみに同世代、というか同い年の朴主永(パク・ジュヨン)という韓国では人気の選手がいます。私としては、どうも韓国人選手っぽくないというか、線が細いというか、テクニックに埋没していくんじゃないかと、そう思っていたのであんまり評価していなかったんですよね。

そういう意味ではこのイ・グノは要チェックの存在です。今後、Jリーグの選手達が彼のスピードと動きの癖に慣れてきたときに真価が問われることでしょう。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

2009/04/28

シンゴー

J-CASTニュースによると、クサナギ氏が逮捕時に叫んだ「シンゴー」とは、巷間言われている同僚の名前ではなく、「警察呼んでくれ~」という韓国語だったという説があるそうですが、これは無いでしょうね。

ここにいう「シンゴ」とは記事からするとおそらくは日本語で言えば「申告」のこと。単純にこの漢字語を韓国読みしただけで、このままだと名詞です。動詞の原形は「申告(シンゴ)ハダ」。逮捕されようとしている瞬間に名詞を叫ぶ人がどこにいるんでしょう。

放映時間の定まらない深夜番組のチョナン・カンを見る限り、彼の韓国語は日本語の発想をベースにした言い回しや単語の使い方をしており、その意味では日本人が聞く分には予測のつきやすい話し方をします。漢字語が極端に少ないのも特徴です。要するに日本の韓国語教室で習う韓国語なんです。

ビジネスベースの韓国語だと、どうしても日本から輸出した漢字語(法律用語、会計用語等々)、一瞬解読不能な外来語のボキャブラリーばかりが増えていくのですが、彼の会話からは一切そのスジの単語は出てきません。

韓国人サッカー選手と結婚した阿部美穂子さんが、以前「韓国語は漢字語がわからなくて。。。」という発言をテレビでしていたのですが、当時在韓の我々は唖然として聞いてました。「あー、タレントって社会人じゃないんだ」って。漢字語こそ日本人が「自分は韓国語のセンスがある!」と錯覚できる分野なのに。

要するに「申告」などという用語が、自身の危機の状況でとっさに出てくるとは思えないのです。日本人の感覚からするとシンゴハダは「役所に○○について申告する」みたいに日本語と同じような語感で使われています。

ということで、「シンゴー」とは少なくとも「申告」の意味ではない、というのが私の見解です。
(叫んだのが本当ならね。)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/17

愛しのノムタン2

翻って議院内閣制の何がすばらしいか。

要するに旬でなくなった政治家はすぐに退場するということなんです。大統領制の国から見れば信じられないような軽い理由でトップが交代するわけです。内閣支持率は常に気にしているんだろうし、国会議員の選挙の結果がトップのクビに直結するわけですし、結構ダイナミックな制度なんじゃないかと、韓国に行ってあのグダグダな感じを冷めた目で眺めてからは日本の制度を評価するようになりましたね。

もちろん、自分がこれと見込んだ個人を直接選ぶことはできない、政治が安定しないということはデメリットかもしれませんが、トップの候補のことを一体どれだけ知った上で自分は投票しているのよ、と言うことを考えると、やっぱりとっかえひっかえ政治家のお試し、使い捨てが可能な議院内閣制って政治家になる気のない自分のような人間の目からすると合理的な面もあるなぁと思うわけです。

色々評価はあるんでしょうけど、中曽根政権や小泉政権のような強力なリーダーシップのある人がトップに立った政権は寿命が長いし、長いといってもアメリカの2期8年にはとうてい及ばない短い期間で退任と言うことになります。

身近な大統領制と言えば知事や市長ですが、やっぱり選挙だけでは決してわからないトンデモ知事を選んじゃったりすると任期中は住民全体で不幸を背負うことになるんですよね。

ということで、日米を比較するならともかく、日韓をネタに考えると、明らかに議院内閣制支持な私です。

タイトルと関係ない内容で恐縮です。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

2009/04/16

愛しのノムタン

私の韓国在住期間は盧武鉉大統領の在任期間と重なっています。あ、まぁ、赴任した年には弾劾裁判により職務停止という前代未聞の期間がありましたから空白期間があるのですけどね(笑)。

そんな愛しのノムタンも最近では逮捕されちゃうかも、なんて伝統芸能復活の動きがあり、やっぱり期待を裏切らない人物だわ♪などと思ってしまいます。兄が逮捕されたり奥さんを売ってみたり外堀はどんどん埋まっていってる感じなんですが、実際のところはどうなんでしょうねぇ。

韓国赴任してからのかの国についての感想はいろいろあることはこのブログでもおわかりかと思いますが、一つ思ったのは、政治のこと。

日本の議院内閣制って意外とすばらしい制度なんじゃないか、ってことです。日本の社会で暮らして、教育を受けると、大統領ってのは≒アメリカ大統領、という印象を持つことが多かれ少なかれあるんじゃないかと思います。ジョン万次郎以降そうなのかな?それで大概の場合は直接選挙で国家元首を決めるというやり方は無条件にすばらしいと。首相公選制を主張する人なんかは、アメリカの大統領制をイメージしている人も多いのかなと想像するところです。

でも大統領制には大きな欠点があるんですねぇ。

国民が選択にミスった場合、というか、殊に韓国人は常にミスっている印象ですが、任期中はフォローが利かないということなのです。そうそう簡単にはクビにできないわけですよ。韓国の場合、任期は5年で再選不可ですが、一度きりの選挙の熱狂が5年間の沈滞をもたらすわけです。

特に再選がないというのが結構な大きなポイントで、最初の1年から2年は当事者も国民も様子見、3年目に軌道に乗り始めるものの、4年目から、下手をすると3年目の後半以降は次の大統領を誰にするかに世間の注目が集まり現職は無視される、という冗談みたいなサイクルを延々と繰り返しているわけです。そう、大統領になったは良いけど、機能するのは5年のうち1年半とかそんな短い期間な訳です。

で、曲がりなりにも大統領制ですから、国会議員の力は相対的には弱いです。特に与党は総陣笠議員状態。韓国のニュースで「大統領ナントカ室」の役人に収賄疑惑、とかっていうのがよく出るのは議員でもなく一般の役所でもなく、要するに大統領府の側用人たちに権力が集中しているからななんですよね。

もちろん再選禁止という制度自体には過去の独裁に対するアレルギーが背景にあるわけですが、ただでさえ人材が乏しい社会で5年に1回ものペースで国家元首の適任者が出てくるわけがないのです。韓国人は、存在感のある小国を目指すということで韓国北欧説を唱えますが、私は格差拡大国家という観点から韓国南米説を唱えておりますので(笑)、そちらの国々との親和性をどうしても思ってしまうのです。自分たちの実力が見えてない制度設計なんですね。

長くなったので、2回に分けます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

«実態通りの写真